就職してから退職するまで①
何で辞めることになったのか記憶が曖昧になってきたので
整理する意味も込めて、就職から退職までを文字に起こしてみることにした。
昔の話なので、記憶が曖昧になっている部分も多いんだけど。
内定をもらった時、正直そんなに嬉しくはなかったし
「働きたくないな~」と思っていたけれど
就職活動を頑張っても内定を貰えないまま
卒業を迎えることになって、将来に不安を抱える知り合いもいたので
「就職できた自分はラッキーだ。頑張ろう。」と考えていた。
入社日は4月1日だったんだけど、その前に会社から「春休み中に
ヘルプデスクのアルバイトをしてみませんか?」という書面が届いた。
任意だったので断ることもできたのだけど
何となく周囲の「会社からの誘いは、断らないほうが良い」という
風潮に負けてアルバイトをすることになった。
『ヘルプデスク』という言葉の意味がよくわかっていなかったので
「会社で先輩たちの手伝いとかをするのかな?」と思っていたけど、
実際は、某PCメーカーのパソコンを購入したユーザー向け
問い合わせ窓口(コールセンター)の電話対応業務だった。
春休み中は殆ど電話対応の研修で埋まって
卒業式の翌日も研修があったので、卒業式後の打ち上げは
「明日、研修があるから…」と断って帰宅した記憶がある。
入社式、研修を終えて実際にお客さんからの電話に出るようになった。
電話対応は1日のノルマがあって、いかに早くお客さんに
電話を切ってもらうかが重要だった。
各自の机に設置されているパソコンで、常に誰が何件電話を取ったのかが
表示されていたので、周りより件数が少ないと焦ったりした。
基本、窓口は17:00で閉めるのだけれど
コールセンター全体のノルマが未達成の場合は
17:00以降も窓口を閉めることができなかったので
自分が足を引っ張っていると申し訳ない気持ちになった。
ここの現場では同じ会社の先輩や、年の近い同僚が居たので
大変だったけど、それなりに楽しい部分もあった気がする。
知らない人と電話で会話するのがとても苦手だったんだけど
それが克服できたのも良かった。
※決して得意になったわけではないけれども。
クレーム対応とか未だに苦手だけれども。
ただ、ストレスを感じることも多くなって
暴飲暴食をすることが増えて急激に太った。
収入が増えて、無駄遣いをすることも増えた。